ケアハウス ラポーレ駿河ってこんな処

静岡県静岡市にあるケアハウス「ラポーレ駿河」の楽しい生活を紹介します

減塩商品を上手く利用

 日本人の3人に1人が悩まされているという高血圧症。少し高いくらいなら、自覚症状も少なく、気にしないと強気の中高年もいるが、そのままにしておくと動脈硬化をまねき、脳卒中や心臓病などが心配される。血圧を下げるには投薬もあるが、自身でできる予防法として効果が期待できるのが減塩だ。いま花盛りの減塩商品を上手く利用するのがカギだ。

 【目標8グラム、徐々に減らして】

 「高血圧対策で最も重要なのが減塩です。塩を摂取すると体内の浸透圧が上がり、血液中の水分量が増えて、血圧が上がってしまうのです」

 こう血圧上昇のメカニズムを説明するのは、エスエス内科・循環器科クリニックの山田眞平院長。

 厚生労働省でも生活習慣病予防のための適正な塩分摂取量を出している。しかし、その摂取量は、成人男性で8グラムというからみそ汁に焼きサケ、梅干しに納豆と純和風な朝食をとるだけでたちまちオーバーしてしまう数字である。塩分過多といわれる和食に慣れ親しんでいる身には、減塩料理はいかにもハードルが高い。

 専門家は、だしを利かせば、減塩してもおいしいとはいうが、この塩加減がなかなかうまくいかない。

 「いきなり8グラムにチャレンジしても絵に描いた餅になってしまいます。少しずつ摂取量を減らしていくと舌も減塩料理に慣れていくものですので、味付けを工夫したり減塩商品を使うなどして無理のない減塩を心がけるのがコツです」(山田院長)

 徐々に塩分を減らしていけば、外食はおろか、以前までの味付けでは塩辛くて食べられないほど減塩生活が板につくこともあるという。

 すぐにできる減塩法は調味料を変えること。わさび、レモン、酢、七味唐辛子、ゴマ油、カレーパウダーなどを塩やしょうゆの代用として使う。

 【汁物からカップ麺まで】

 それにしても、毎日、薄味の弁当というのも味気ない。そこで活用したいのが、減塩商品。これがおいしいと評判で、しかも、日常的に取ることで舌が薄味に慣れていくというから頼もしい。

 ポッカサッポロ&フードビバレッジでは高まる減塩ニーズに合わせて「一杯の減塩コーンポタージュ」と「一杯の減塩わかめスープ」を発売した。共に同社既存商品と比べて塩分を20%カット。コーンポタージュの塩分相当量は0・7グラム、わかめスープは1・0グラム。それでいて薄味という印象はない。朝のみそ汁代わりにしたい一品である。

 塩分過多のイメージが強いカップ麺でも減塩ものが出ている。日清オイリオグループ東洋水産が共同で開発した「レナケアーしょうゆラーメン」。日本食品標準成分表2010の一般カップ麺と比べて塩分を35%カット。食塩相当量は2・6グラムとカップラーメンながら1食分の塩分摂取量として適正な塩分量である。また、日清オイリオグループでは、同社商品と比べて塩分50%カット、ココナッツオイル入りの「日清ヘルシードレッシングソース」(和風・ごま・シーザー)を2月末からラインアップしている。

 このほかにも各種そろった減塩商品をうまく取り入れ、美味しい健康生活を実践したい。