産経新聞は平成24年12月8日付の文化面で、「聴力失った作曲家の力作」「心に響く『希望』交響曲」との見出しで佐村河内守さんを紹介した。
取材は同月1日、東京都内のコンサートホールの楽屋で行った。記者の質問は手話通訳者を介して佐村河内さんに伝えられ、その答えは通常の会話のように肉声で返ってきた。成人してから耳が不自由になったので健常者と同様に話すことができ、相手の唇の動きで何を言っているか理解する読唇術を身につけたので、スムーズに会話できるのだと説明していた。
作曲については35歳で聴力を失った後も、絶対音感を頼りに行っていると語った。また普段から原因不明の頭痛に悩まされ、外出するには薬の量を増やすなど何日もかけて体調を整えていると説明。大変な苦労をして取材場所に来たことを強調していた。(櫛田寿宏)